色々なフレーバーがあり、朝食やおやつの時間にも相性の良い紅茶。
でも、「紅茶を飲むと喉がイガイガする、喉が引っ掛かるような感じがする」
という方も多いようです。
これは一体何が原因なのでしょうか?
せっかく美味しい紅茶を飲んでも、その後喉に違和感があるのは残念ですよね。
素敵なティーライフを過ごして頂くために、この記事では、紅茶を飲むと喉がイガイガ、引っ掛かるような感じがするのはなぜなのか、その理由や対策、殺菌効果が関係しているのかなどについて調べてみました。
また、紅茶の茶葉の種類によっては喉がイガイガするもの・しないものがあるので、詳しくお伝えしていきます!
美味しく紅茶を飲むためのベストタイミングについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください♪
紅茶を飲むと喉がイガイガするのはなぜ?理由は?
結論から言うと、これは紅茶に含まれる「タンニン」という成分が理由だとされいます。
いわゆる「渋み」というものですね。
このタンニンが多く含まれている紅茶を飲むと、喉がイガイガして乾くような感じがしたり、何かが喉に引っかかっているような、かゆいような違和感を持つことがあります。
タンニンは高温で抽出されるものなので、紅茶を淹れるときに沸騰したばかりの熱湯を使ってしまうと、このタンニン成分が出過ぎた紅茶になってしまいます。
ですので、タンニン・渋みを抑えた紅茶をいれたいときは、60~70℃くらいのお湯でいれるのが良いとされていますよ♪
紅茶を飲むと喉がイガイガするのは殺菌作用が関係している?
最近では、風邪予防にお茶うがいが良いなんて言われることもあり、紅茶を含むお茶類の殺菌効果にも注目が集まっていますよね。
このお茶の殺菌作用というのは「カテキン」と呼ばれる成分のおかげなのですが、
実は、さきほどのタンニンを形成する成分の一部がカテキンなので、タンニン=カテキンと言っても良いんです!
つまり、紅茶を飲んで喉がイガイガ、違和感をかんじるのはタンニン=カテキンが理由だと言えます。
紅茶に含まれるタンニンやカテキンは身体に良い?悪い?
タンニンやカテキンは摂りすぎるのはNGですが、1日何gまでしかダメ!というように神経質にならなくても大丈夫です。
身体にいいと言われるものを食べすぎてはいけない、というのと同じですね(笑)
ただ、タンニンは鉄分の吸収を邪魔する作用があるので、貧血気味の人は、紅茶の飲みすぎには注意してください。
また、紅茶にはタンニン、カテキン以外にカフェインも含まれています。
空腹時で飲むと気持ちが悪くなったりめまいが起こったりする可能性もあるので、気を付けましょう。
朝ごはんやスイーツなどと一緒に美味しく頂くのが一番ですね♪
紅茶を飲んで喉がイガイガするのは茶葉の種類にもよるって本当?
紅茶で喉がイガイガする、引っ掛かるような違和感がある、というのはタンニン・カテキン成分が原因なので、この成分が少ない茶葉であれば、イガイガすることなく飲めますよ。
タンニンの含有量が少ない紅茶には、
- スリランカのキャンディ
- インドのニルギリ
- インドネシアのジャワ
- 中国のキームン(キーマン)
などがあります。
カフェのメニューなどでよく見る、聞きなじみのある紅茶でしたら「アールグレイ」がオススメです。
アールグレイは紅茶にベルガモットの香料で香りをつけたもののことを指しますが、 タンニンが少ない中国茶やセイロン茶で作られることが多いので、タンニン含有量が気になる方はアールグレイを選ぶと良いかもしれませんね♪
逆に、タンニン含有量の多い紅茶には
- スリランカのウバ
- インドのアッサム
- インドのダージリン
などがあります。
タンニン・カテキン成分が気になる方は、これら以外の紅茶を試してみるのもおすすめです!
こんな時は紅茶を飲まない方が良い?!紅茶を飲むタイミングって?
先ほどもちょこっとお伝えしましたが、紅茶にはカフェインが含まれていて、空腹時に飲むと胃を刺激してしまうことがあります。
気持ち悪くなったり、めまいを起こしたりしてしまう人もいるので、起床時など胃に何も入れていない状態で紅茶を飲むのはあまりおすすめしません。
また、タンニン・カテキンによる喉のイガイガ、かゆみなどの違和感が出る可能性もあるので、喉を使うカラオケ中やプレゼンテーションの直前には飲まない方が良いでしょう。
では紅茶を飲むタイミングはいつがベストなのか?ですが、紅茶大好きな私てぃーのおすすめとして3つのタイミングがありますので、ご紹介しますね♪
美味しく紅茶を飲むオススメのタイミング①
モーニングコーヒーならぬモーニングティーという感じで、朝ごはんと一緒に頂く紅茶は格別です!
白米に納豆にお味噌汁…という献立だとさすがに合わないかもしれないですが(笑)、トーストにスクランブルエッグとか、ちょっと甘めのスコーンやワッフルなどと一緒に飲むのもおすすめですよ~♪
ちなみに私は朝紅茶を飲むときは、夏でもホットで頂きます(^-^)
起きてからあまり時間が経ってない時は頭も身体がボーっとしているので、アイスティーにしてしまうとビックリしちゃうんですよね。(笑)
朝ごはんと一緒に温かい紅茶を飲んで、身体を目覚めさせます!
美味しく紅茶を飲むオススメのタイミング②
2つ目のオススメは、もちろんおやつと一緒に頂くティータイムのタイミングです♪
オーソドックスに甘いケーキやクッキーと一緒に飲む紅茶も良いのですが、実はおせんべいなどの塩味があるお菓子にも紅茶が合うんです!
茶葉の種類にもよりますが、ストレートでも、少しお砂糖を入れた紅茶でも、おせんべいと交互に口に含むと香りが広がって合うんですよ~。( *´艸`)
騙されたと思ってぜひ試して欲しいです!
あとは洋菓子だけでなく、あんこや黒蜜などの和菓子テイストのスイーツにも合うのでぜひぜひ試してみてください♪
私は会社勤めをしていた時、ほぼ毎日必ず紅茶を水筒に入れて持って行くか、コンビニなどで買ってお昼休憩と夕方の休憩時間に飲んでいました。
一口チョコレートなどちょっとした甘いものと一緒に飲んでホッと一息ついて、休憩後も頑張ろうと思えたので、このティータイムはとても大切な時間でしたね。
リフレッシュの方法の一つとしても、ティータイムを作るのはおすすめです(*^-^*)
美味しく紅茶を飲むオススメのタイミング③
最後は、夕食後のタイミングです。
特に、お肉料理や油を使った料理など割とこってり目の食事をした後に紅茶を飲むと、胃も落ち着くしスッキリするのでおススメです!
レストランでは食後のデザートと一緒にコーヒーや紅茶、ハーブティーなどを頂けますが、もし良ければこの時、紅茶かハーブティーを選んでみてください。
個人的な感想ですが、夕食と一緒にお酒を飲んだとしても、食後に香りが控えめの紅茶を飲んでおくと、酔いがひどくならずすっきりしている気がします。
外食や会食などで遅い時間の時は、カフェインの少ないハーブティーを選ぶのもいいですね♪
紅茶を飲むと喉がイガイガするのはなぜ?殺菌作用が関係してる?のまとめ
今回は、紅茶を飲んだときに喉がイガイガしたり、引っ掛かる、かゆい、乾くような感じがする、などの違和感をおぼえるのはなぜなのか、その理由や対策、殺菌効果が関係しているのかについて調べてみました!
イガイガの原因は紅茶に含まれるタンニン(カテキン)の成分によるものなんですね。
これは紅茶の殺菌作用にもなる成分です。
タンニンはいわゆる「渋み」と言われるものですが、この渋みの強い紅茶を飲むと、喉に違和感をかんじる人もいるということが分かりました。
もし紅茶は飲みたいけどイガイガが気になる、という方は、このタンニン・カテキンの含有量が少ない茶葉を選んだり、喫茶店のメニューでなじみのあるものでしたらアールグレイをオススメします。
また、紅茶を飲むのにNGなタイミング、美味しく紅茶を飲むためのベストタイミングについてもご紹介させて頂きました。
ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです(*^-^*)
最後までお読みくださりありがとうございました♪
「てぃーろぐ」管理人で、紅茶が大好きなTea(てぃー)のプロフィールはこちらです。
